2007年04月29日

Yes in iTS Japan

最近iTS Japanにおけるプログレのカタログもだんだんと充実しつつあるが、いまだにオリジナルアルバムの登録がないYes。そんな中、検索していたら面白いアルバムを見つけた。それが「Revealing Songs of Yes」だ。

iTSではYes名義になっているが、どうやらトリビュート・アルバムらしい。リック・ウェイクマンと彼のツアーバンド(息子アダム・ウェイクマン中心のバンド)による演奏だそうだ。選曲が面白いので思わずポチッとしてしまった。
1. Revealing Science of God
2. Long Distance Runaround
3. America
4. Roundabout
5. Going for the One
6. Owner of a Linely Heart
7. And You and I
8. Wondrous Stories
9. Awaken

ウェイクマン自身がYesに見切りを付けた原因と言われる「海洋地形学の物語」から「神の啓示」を1曲目に持ってくるところが面白い。この曲は20分以上の大作なのだが、ここでは7:57とコンパクトな演奏となっている。これがウェイクマンなりの答えなのだろうか。そういえばiTS USAにもUKにも「海洋地形学の物語」見当たらない。僕は大好きなアルバムなんだけどな。
また、トニー・ケイが参加していた90125-Yes時代の「ロンリーハート」が取り上げられているのも面白い。その後の再結成Yesのライブで何度となく演奏しているので愛着が出たのか、はたまた売れセンを押さえたのか。後者のような気もするが。
全体にわりとオリジナルに忠実な演奏。変な解釈はあまりなく、音だけがいい、という感じ。ただ、「神の啓示」が非常にシンプルになっているのがちょっと不満なのと、「America」の歌メロが全く変わっているのは大いに不満。演奏はほぼ完コピなのにこの歌はないだろ!
やはりここまで忠実に演奏されるとボーカルがジョンでないのに非常に違和感を感じる。本人たちに旧曲を新録してもらいたいものである。
ま、しかしこんなアルバムを見つけてしまうところがiTSの楽しみでもありますね。

ちなみにYesのオリジナルアルバムはiTS USAで!
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2006年11月20日

ASIA来日決定記念

エイジア、オリジナル・メンバーでの来日公演が決定
というわけで、以前のエントリーではなんじゃそりゃ?、と言っていたASIAだが、やっぱり今となってはこのメンツが来日するのは貴重だということで、取り上げておこうと思う。
ジョン・ウェットン(キングクリムゾン)、ジェフリー・ダウンズ(バグルス→イエス)、スティーブ・ハウ(イエス)、カール・パーマー(ELP)によって81年に結成されたスーパーバンドだったが、UKのようなサウンドを期待していた僕としては、当時ずいぶんがっかりさせられたものだ。なんじゃこりゃ?AORか?
特に気に入らなかったのが、当時崇拝していたスティーブ・ハウが、普通のロックギターを弾くととてもショボく聴こえる、ということだった。事実、ASIAからハウを知った人達は口を揃えて「ハウは下手だ」と言っていた。つまりハマってなかったのだ。ハウの魅力はチェットアトキンス奏法やジャズのモードスケールを駆使して狂ったように弾きまくるあの独特のスタイルで、ソロもバッキングも区別がつかないぐらいに弾きまくっていたイエス全盛期を知っている身としてはとても聴くに耐えないものだった。
とはいえ、結局聴いていたのではあるが(^^;)。ASIAはiTunes Storeにかなり充実したラインナップが揃っているが、オリジナルメンバーということなので曲としてはこのへんを聴いておけば予習になるのでは?

結局、行くんだろうなぁ〜
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2006年03月12日

Camel

Camelのラインナップは、日本のストアが一番充実している。リマスターものを含め9枚のアルバムが登録されている。米国ではEchoesというベストアルバムが一枚だけ。UKでも6枚しか登録されていない。
ところが、The Snow Gooseがあるのはいいのだが、Mirageがない!どこのストアにもない。僕にとってのCamelは、MirageであってLady Fantagyなのに〜。
というわけで、唯一Lady Fantagyが聴けるA Live Recordにリンクを。
それにしてもMirageお願いしますよ〜。Freefallも聴きたいし。

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2006年03月02日

憂国の四士

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僕は、70年代キング・クリムゾンのリアルタイム体験をしていません。僕が彼らを知ったのはすでに解散後、後追いです。そして、リアルタイムではプログレは衰退の一途を辿っておりました。ELPが「作品第二番」、「ラブ・ビーチ」で終わってゆき、Yesが「トーマト」を出してがっかりさせ、もう古いものを聴くしかないのか、という状況でこのスーパーバンドU.K.のファースト・アルバム「憂国の四士」が発売されたわけ!これはもう、どれほど我々プログレ・ファンを興奮させたかは想像に難くないでしょ?

元々はクリムゾン再結成を目論んだジョン・ウェットンとビル・ブラッフォードであったが、フリップ卿に振られて挫折。その後何とリック・ウェイクマンを加えてキーボードトリオとして世に出ようとしたけど契約関係の問題でうまくいかず、結局若き天才エディ・ジョブソンが加入。そして後に超絶技巧ギタリスト、アラン・ホールズワースを加えて4人のメンバーでこのアルバムは制作されたわけです。
のっけから変拍子のIn the Dead of NightからBy the Light of Day、超絶技巧のPresto VivaceをはさんでRepriseへと続く組曲だけでももうナミダもの!これこそが待っていた音楽、Redの緊張感をそのまま持ち込んだような、何と言っても本人たちが「どうだ!これが俺たちのやりたい音楽だ!」と言わんばかりの気迫に満ちあふれた作品です。いわゆる「新作」のプログレで僕がすごいと思った最後の作品でもあります。その後は、Asia、なんじゃそりゃ?だったし、ディシプリンにもイマイチ入れなかったし、あ、EL&Powellだけはよかったけど、あれはもう85年だもんね。
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2006年02月20日

21st Century Schizoid Band

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当然のことながら、本当はKing Crimsonといきたかったところなのだが、iTMSではUKのストアでさえ今世紀に入ってからのアルバム2枚しか揃えていない。もちろん、クリムゾンをロバート・フリップのプロジェクトとして位置づけるならばそれで十分なのだが、やはり本ブログでは70年代の名作、名曲について書いていきたい。困った。で、King CrimsonでサーチしていてHITしたのがこの21st Century Schizoid Bandだったのだ。
メンバーは、

イアン・マクドナルド(key,sax,flute,vo)
マイケル・ジャイルス(ds)
ジャッコ・ジャクスジク(g,vo)
ピーター・ジャイルス(b)
メル・コリンズ(sax,key,flute)

という、衝撃のデビューアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」のメンツからフリップ卿とグレッグ・レイクを抜いて、ジャイルズ・ジャイルズ&フリップ時代のベーシスト、ピーター・ジャイルズが加わった、という感じか。マクドナルド&ジャイルズの再結成、という位置づけらしいが、曲を見るとフリップ抜きのクリムゾンという方がしっくりくる。2002年に来日した際の音源が21st Century Schizoid Band-Live in Japanである。

オープニングのA Man, A Cityは、クリムゾンのセカンド「ポセイドンのめざめ」に入っているPictures Of A Cityの、前の名前である。そして、Cat Foodへと続く。う〜ん、このライブは観ておくべきだったかもしれない。
で、涙モノのクリムゾン・キングの宮殿なんてのも入っていたりするが、僕にとって本当に涙モノなのは、Formentara LadyLadies of the Roadだ。何とアイランドの曲が聴けるとは!でもこうやって後から音源で聴いたら涙はさすがに出てこないが。
風に語りてエピタフ(墓碑銘)、そして、21世紀の精神○常者(何かの規制で「21世紀のスキッツォイド・マン」という正式表記になっているようだが、タイトルはこれじゃなきゃ気分は出ないんだよなぁ)と盛りだくさんの内容。
ところがこのツアーの直後、マイケル・ジャイルスが脱退、その代わりにイアン・ウォレスが入って翌年にまた来日していたんですな。この時の選曲の方がぐっときます。「Circus」が演奏され(Lizardからは初!)、アイランドのナンバーも 「Formentera Lady」〜「Sailor's Tale」へとちゃんとアルバム通りのつなぎで演奏している。そして何故かアンコールで「Starless」が演奏されている!僕の一番好きな曲だ。このメンツでなんで?と一瞬思うが、「Starless」のスタジオ・セッションにはイアン・マクドナルドとメル・コリンズが参加していたわけで、あとはデビッド・クロスがいればもっとよかったね、ってことなのだろうが、やはりsaxが非常に大きな意味を持つ曲なので、これはこれでなるほどな、という感じ。

何か昔クリムゾンのアルバムを買うと「人物相関図」がついてきたのを思い出してしまった。勝手に「プログレ曼荼羅」なんて呼んでいたんだけど(^^;)、プログレの世界は実に狭い。が、King Crimsonを中心に回っていたのは確かではなかろうか。
この20世紀クリムゾンの音源がない、っつーのはiTMSさん、何とかしてよ、という感じである。

追記:この2002年って、PFMも来日してたのね。何かすごい年だったんだなぁ…
posted by Mark@m7 at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ブリティッシュ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

Yessongs

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本当は「 こわれもの」を紹介したかった。ところがパーシャルアルバムになっていて2曲しか収録されていない。ベスト等から全曲集められるか調べたがそれもできない。
こわれもの」は僕が初めて買ったプログレのアルバムだ。当時僕は中学生で、学校の帰りにレコードを買おうとお金を持って来ていた。本当はピンク・フロイドの「狂気」を買おうと思っていてそんな話をしていた。ところがそれを聞いていたクラスメイトが町に一件しかないレコード屋さんに先回りして「狂気」を買ってしまったのだ。
完全に「買うぞ」モードに入っていた僕は、他に買いたい物はないか一生懸命探した。で、選んだのが「こわれもの」だったのだ。何故これを買ったかというと、「Roundabout」が入っていたからだ。渋谷陽一がDJをやっていたラジオでこの曲のライブバージョンを聴いてかなり気に入っていたのだ。そう、ようやくつながったが、そのバージョンこそが「Yessongs」のバージョンだったのだ。
世紀の大傑作アルバム「危機」発表後にビル・ブラッフォード(Dr.)がクリムゾン加入の為に抜けてしまい、急遽アラン・ホワイトを加えて行ったツアーの模様が収録されているが、3枚組という大げささといい、もちろん収録されたパフォーマンスの素晴らしさといい、間違いなくロック史に輝く名盤である。選曲面では全盛期のベストアルバム的な位置付けもあるが、オリジナルでも聴けない「ヘンリ−8世と6人の妻から抜粋」の名演は、 リック・ウェイクマンキース・エマーソンと並ぶキーボード・ヒーローとして決定づけた。

Yesのジャケットワークといえばロジャー・ディーンであるが、「こわれもの」で割れた地球が「危機」を経てどうなったか、がこの「Yessongs」に描かれている。オリジナルは3枚組の30cmLPということで内ジャケットの面積も広く、まさにロジャー・ディーンの世界を堪能出来る一枚でもあった。
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2006年01月28日

静寂の嵐

プログレ5大バンドの中で、あと日本のiTMSで買えるのはGENESISだけである。King CrimsonもYESもない。全くどうにかして欲しいところではある。

で、なんで「Foxtrot」でも「 The Lamb Lies Down On Broadway」でもなくこのアルバムなのか?答えは簡単。僕はこのアルバムこそがGENESISの最高傑作だと思っているからだ。
GENESISの歴史を知っている人には少々奇異に感じるかもしれない。バンドのカリスマだった ピーター・ガブリエルが抜け、このアルバムの後にはトニー・バンクスまで抜けてしまうという狭間的な作品、と認識している人も多いだろう。しかしながら、 ピーター・ガブリエルの穴を奇跡的に埋めたフィル・コリンズが、後のGENESISのアメリカでの大成功を約束する記念すべきスタートであり、GENESISの「プログレ最後の作品」とも言える(「 そして3人が残った」が出てすぐ買って来てわくわくしながら聴いたあとのガッカリ感は今でも思い出すなぁ)。
何よりも、このアルバムが出るときの日本のレコード会社のプロモーションが凄まじかった。あらゆるFMの音楽番組で、GENESISは英国ではものすごい人気なのに日本では過小評価されている、というキャンペーンを打ったのだ。かくいう僕も、プログレといえばクリムゾン・イエス・フロイド・ELPであると思ってたし、GENESISという名前はこのキャンペーンに接するまで実は知らなかった。というわけで、まんまと乗せられて買ってしまった。それが、大いにツボに入ってしまったのである。
もう1曲目、「Eleventh Earl of Mar」のイントロからして完全にやられた。あとはもう驚嘆するばかり。最後の組曲まで1曲たりとも飽きさせない。
確かに「 The Lamb Lies Down On Broadway」は傑作だが、2枚組というのが欠点でもある。このアルバムは1枚にGENESISの奏でるプログレの良さを凝縮している気がする。
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2006年01月25日

Pink Floyd

僕がプログレの道に入るキッカケとなったのは、Pink FloydのWish You Were Hereのせいである。当時、NHK-FMにサウンド・オブ・ポップスという番組があって、これは45分間で新譜のアルバムをまるまる流してしまう(DJのかぶりなしで)という今考えるととんでもない番組であった。もちろん毎回ラジカセスタンバイして聴いていたのだが、そこでこのアルバム(邦題「炎」)が流れたのである。それまでZepとかパープルにハマっていた僕は衝撃を受けた。何だこの音楽は?と。
その「炎」が何とiTMS Japanにはない!それどころか「狂気(Dark Side of the Moon)」もない!!「狂気」と言えばプログレの中で最も売れたアルバムであることはもちろん、70年代で最も売れたロックのアルバムの一つとして有名で、ビルボードのアルバム・チャート・イン記録(741週-1年が52週と計算すれば14年以上!)を持つことでも知られている名盤だ。で、USAのストアに行くと発見出来た。ところが「炎」はパーシャルアルバムで2曲しかない。仕方なくUKに行くと、あったあった、フルで。やっぱりプログレはヨーロッパなのねん。
というわけで、USAやUKでの買い方(ちゃーんと方法はあるんですよ!)は別エントリーを立てることとして、日本のiTMSで見つけた、僕が初めて買ったPink Floydのアルバムをご紹介しよう。
原子心母(Atom Heart Mother)」アナログ盤LPのA面を埋め尽くす23分を越える組曲、それがオーケストラとの競演という、まさに「これぞプログレ」というスタイルをPink Floydが確立した記念すべき1枚。後のプログレに与えた影響は計り知れない。
posted by Mark@m7 at 01:25| Comment(0) | TrackBack(4) | ブリティッシュ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月23日

恐怖の頭脳改革

まずはiTMSに最近追加された、ELPから。僕は「恐怖の頭脳改革(BRAIN SARAD SURGERY)」が彼らの最高傑作だと思っています。何と言っても「悪の教典#9」。第一印象から第三印象まで通して29'37"ってのがステキです!
posted by Mark@m7 at 04:56| Comment(0) | TrackBack(1) | ブリティッシュ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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