2006年06月25日

Paradise Theater

最近はアメリカのStoreへのリンクをたたくとiTunesの方で自動的にストアを切り替えてくれるようなので、「米国に切り替えて」というアラートはやめようと思いますが、このエントリーは米国のストアへのリンクと日本へのリンクがごっちゃになっております。

さて、Styxといえば70年代後半〜80年代アメリカン・ヒットチャートの常連で、ただのポップ・ロック・バンドだと思っている人も多いとは思うが、実は初期はプログレをやっていた。クラシックの曲をやったり、組曲形式ありと。もちろんサウンドはアメリカ的なのだが。

Tommy Shawが加入した前後からいわゆる「シングル・ヒットが狙える」音づくりに変わっていき、ついにシングルBabeで全米No.1に輝くと、続くStyxの最高傑作、このParadise Theaterで全米アルバムNo.1を獲得した。このへんからStyxを知った、という人も多いだろう。かくいう私もその一人。
ところがこのアルバム、1曲1曲は非常にポップながら、80年当時にはもはや珍しくなっていたコンセプト・アルバムで、主題がアルバムのあちこちにちりばめられているという実にプログレ的なアルバムなのだ。非常によくできている。The Best of TimesToo Much Time on My Handsといったシングル・ヒットだけではなく全体を通して聴いてはじめてこのアルバムの素晴らしさがわかると思う。このアルバムの作りは、彼らがプログレからスタートした、ということを知ると非常に納得出来るものなのだ。

しかし!米国のiTMSにはStyxのアルバムが24枚も登録されているのに何故かこのアルバムがない!といういつものパターンに我慢出来ず、iMixを作ってしまった。全11曲中6曲しか集まらなかったが、もしよかったらご利用下さい。しかし、これではこのアルバムの魅力は半減である。こうやってCDを売ろうって魂胆か?日米問わず、レコード会社ってのはホント、強欲だね。
【Rock/Pops:ス】スティクスStyx / Paradise Theater (CD) (Aポイント付)
posted by Mark@m7 at 05:19| Comment(0) | TrackBack(1) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月11日

伝承〜永遠の序曲

このエントリーは、iTunes Music Storeを米国に切り替えてからお読み下さい。
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アメリカのプログレは、プログレとは認めない、という人もいる。ずどーんとしたヨーロッパの暗さがどっかにないとプログレとは言えない、というのである。気持ちはわかる。だが私はこのカンサスというバンドに関しては、ヴァイオリンや変拍子の使い方といい、組曲形式の楽曲の構成・展開といい、プログレである!と言い切っていいと思う。いや、これをプログレと言わなかったら、新しいジャンルを作らなければならない。
確かにヒット曲「Dust In The Wind」や、「Point of Know Return」などの小品ばかり聴いていると、明るいボーカルとコーラスに引き摺られてただのアメリカン・ロックに聞こえるかもしれないが、ELPだって小品だけ聴いていればとてもプログレとは思えないのである。要は大作がプログレらしいか否か、なのではないだろうか?
で、僕のお勧めアルバムは「永遠の序曲」である。これはiTMSではパーシャルアルバムになっていて、何と1曲目の「伝承」がシングルとして別売りになっているというなんだその商売は!って感じなのだが、オリジナル版の全曲はそれで揃う。

もうすでにお気付きだとは思うが、アルバムタイトルといい曲名といい、いかにも!プログレ好きが好みそうな日本語になっているところがなんとも笑える。

1.伝承
2.壁
3.深層心理
4.奇跡
5.挿入曲
6.少年時代の謎
7.黙示録
8.超大作:aファーザー・パディラと完全なるブヨの対面〜b月に吠える〜c船から落ちた男〜dメカニック総出演〜eビーバーを自由に〜fブヨの襲撃

とこんな感じだ。「超大作」とはものすごい名前だが、原題がMagnum Opusだから直訳に近い。他もみんな直訳といえなくもない。深層心理だけはちょっとどうかと思うが。
このアルバムは何といっても名曲「伝承」が有名なのだが、僕は上述の「超大作」が組曲形式でプログレらしく気に入っている。
ま、たまにはアメリカン・プログレもいいのではないだろうか?但しカンサスはソニーなので、日本のiTMSには入りそうもない。

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posted by Mark@m7 at 19:51| Comment(1) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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