2006年03月02日

憂国の四士

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僕は、70年代キング・クリムゾンのリアルタイム体験をしていません。僕が彼らを知ったのはすでに解散後、後追いです。そして、リアルタイムではプログレは衰退の一途を辿っておりました。ELPが「作品第二番」、「ラブ・ビーチ」で終わってゆき、Yesが「トーマト」を出してがっかりさせ、もう古いものを聴くしかないのか、という状況でこのスーパーバンドU.K.のファースト・アルバム「憂国の四士」が発売されたわけ!これはもう、どれほど我々プログレ・ファンを興奮させたかは想像に難くないでしょ?

元々はクリムゾン再結成を目論んだジョン・ウェットンとビル・ブラッフォードであったが、フリップ卿に振られて挫折。その後何とリック・ウェイクマンを加えてキーボードトリオとして世に出ようとしたけど契約関係の問題でうまくいかず、結局若き天才エディ・ジョブソンが加入。そして後に超絶技巧ギタリスト、アラン・ホールズワースを加えて4人のメンバーでこのアルバムは制作されたわけです。
のっけから変拍子のIn the Dead of NightからBy the Light of Day、超絶技巧のPresto VivaceをはさんでRepriseへと続く組曲だけでももうナミダもの!これこそが待っていた音楽、Redの緊張感をそのまま持ち込んだような、何と言っても本人たちが「どうだ!これが俺たちのやりたい音楽だ!」と言わんばかりの気迫に満ちあふれた作品です。いわゆる「新作」のプログレで僕がすごいと思った最後の作品でもあります。その後は、Asia、なんじゃそりゃ?だったし、ディシプリンにもイマイチ入れなかったし、あ、EL&Powellだけはよかったけど、あれはもう85年だもんね。
posted by Mark@m7 at 20:50| Comment(2) | TrackBack(0) | ブリティッシュ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして!
TBありがとうございました。
このアルバムが発売された当時は、レコードを買ってきて何度も聴いていました。
このメンバーだからこそ出来た、緊張感の張り詰めた曲、素晴らしいですね。
Posted by エディ at 2006年05月01日 10:47
>エディさん
コメントありがとうございます。テリー・ボジオも素晴らしいですが、やっぱりU.K.はこのメンツですよね!
Posted by Mark@m7 at 2006年05月02日 04:28
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