2006年01月28日

静寂の嵐

プログレ5大バンドの中で、あと日本のiTMSで買えるのはGENESISだけである。King CrimsonもYESもない。全くどうにかして欲しいところではある。

で、なんで「Foxtrot」でも「 The Lamb Lies Down On Broadway」でもなくこのアルバムなのか?答えは簡単。僕はこのアルバムこそがGENESISの最高傑作だと思っているからだ。
GENESISの歴史を知っている人には少々奇異に感じるかもしれない。バンドのカリスマだった ピーター・ガブリエルが抜け、このアルバムの後にはトニー・バンクスまで抜けてしまうという狭間的な作品、と認識している人も多いだろう。しかしながら、 ピーター・ガブリエルの穴を奇跡的に埋めたフィル・コリンズが、後のGENESISのアメリカでの大成功を約束する記念すべきスタートであり、GENESISの「プログレ最後の作品」とも言える(「 そして3人が残った」が出てすぐ買って来てわくわくしながら聴いたあとのガッカリ感は今でも思い出すなぁ)。
何よりも、このアルバムが出るときの日本のレコード会社のプロモーションが凄まじかった。あらゆるFMの音楽番組で、GENESISは英国ではものすごい人気なのに日本では過小評価されている、というキャンペーンを打ったのだ。かくいう僕も、プログレといえばクリムゾン・イエス・フロイド・ELPであると思ってたし、GENESISという名前はこのキャンペーンに接するまで実は知らなかった。というわけで、まんまと乗せられて買ってしまった。それが、大いにツボに入ってしまったのである。
もう1曲目、「Eleventh Earl of Mar」のイントロからして完全にやられた。あとはもう驚嘆するばかり。最後の組曲まで1曲たりとも飽きさせない。
確かに「 The Lamb Lies Down On Broadway」は傑作だが、2枚組というのが欠点でもある。このアルバムは1枚にGENESISの奏でるプログレの良さを凝縮している気がする。
posted by Mark@m7 at 02:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ブリティッシュ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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